「な、なによこれ〜!!」
八神家で開かれたパーティー。
大富豪でボロ負けを喫したアリサは、はやて謹製の改造制服を着るハメになってしまった。
「似合ってるで、アリサちゃん……ぷぷっ、あははっ」
「はやてちゃ、笑うなんてひどいよ……はははっ、ははははっ」
はやて、すずかと笑い出し、いつの間にか会場は爆笑の渦に包まれていた。
「じゃ、アリサちゃん。その格好のまま勝負続行な。私に勝ったら脱いでもええで」
「むき〜っ! 絶対勝ってやるんだから!!」
「主、そろそろ──」
その時、ザフィーラが顔を出した。
場が凍った。
「ん〜? ザフィーラ、乙女の花園に何の御用かな?」
「……ヘンタイ」
「ザフィーラさん、タイミングが悪すぎます」
「表で『お話』しようか、ザフィーラさん」
「私も行くよ、なのは」
その夜、八神家の庭に断末魔の叫びが聞こえたとかなんとか。